理事長挨拶

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勇往邁進をスローガンとして
ユーオス・グループのゆるぎない前進を

中村 哲

ユーオス・グループ 理事長

ユーオス・グループ(UOS)は、今年度2022年に設立40周年を迎えることができました。これは、諸先輩方のご努力と、会員各社のご理解と積極的なご参加、そして日本IBM様をはじめとした日ごろからサポートいただいている皆様あっての賜物と感謝いたします。

直近の2年間はCOVID-19に翻弄され、UOSの活動も本部のみならず各支部も大きな制約を受けました。
この間のイベントの開催の形についての議論を振り返ってみると、最初は「とりあえず中止」、中盤は「どうすべきか?」、最近では「どうしたら”Face to face(F2F)”を実現できるのか?」と変化してきました。
昨年度はオンラインでの会議が続く中にあって、春に中部支部のご努力で名古屋地区で理事会、晩秋に関西支部の2年にわたるご尽力で和歌山でコンファレンスを開催することができました。
そこで改めてF2Fの良さを漠然と実感する中で、”信頼関係”は五感の体験を通して培われるのではないか?という気付きがありました。そして、UOSの40年の歩みの中で、この五感による信頼関係の醸成はUOSのみならず、皆様のビジネスを前進させるために最も重要なコンセプトの一つと確信するに至りました。
この信頼醸成に重きを置いたSES協業の仕掛けは、この10年で全国に定着し年間10億円を超える成果を上げ、さらに近年では大学と一体になった合同の会社説明会開催など、新卒採用の活動も始まり今後の成果が期待されます。

一方で、UOSは各支部の工夫とご苦労で、スポーツイベント、社会貢献ボランティア活動などITや会社の事業とは直接関係しない活動にも力を入れてまいりました。一見競合する会社が一堂に会することで、日常の業務から離れて情報や意見を交換できる場でもあります。
UOSの様々な活動に参加することのみならず、その活動の企画段階から参加することで、日々の仕事に追われて手を付け難い問題・課題、緊急度が低くても重要なテーマを、いつも思い出させてくれます。そうした意味で、UOSは非日常の場所であると感じています。
適切な例かは別にして、COVID-19により新たな非日常が加わり、日本ではなかなか定着し難かったオンラインミーティングがあっという間に定着しました。
「非日常が会社の日常を豊かにする」、このコンセプトを今後もより多くの皆様と共有して行きたいと考えています。

COVID-19、SDGs、派生する物不足、経済の混乱、国際関係の複雑化など取り組むべき課題山積の中で、ITの利用が課題解決に役立つ場面は増える一方です。しかし、言い古されてことですがITの利用は目的ではなく、あくまでも課題解決の手段であることを忘れずに、お客様の真の課題を掘り下げ、流行り廃りだけではない課題解決に向けて最適なITの提案し続けるUOSであり続けたいと考えます。

40周年の今年は、UOSの揺るぎない前進を心に「勇往邁進」をスローガンとして掲げさせていただきました。

ユーオスがこれからも会員の皆様にとって魅力のあるグループであると同時に、日本の企業のベストITパートナー集団を目指し勇往邁進いたします。今後とも皆様のご支援を賜りたくよろしくお願いいたします。